Diverse Voices ― 世界とつながるジェンダー対話の現場から

2025年11月1日(土)に北九州市立男女共同参画センター・ムーブ様と小倉英会話スクールの共催で『世界の行政官とおしゃべりしよう!DIVERSE VOICES 世界とつながるジェンダー対話』というイベントを行いました。

JICA九州にジェンダー研修で来日している行政官と市民の方々がディスカッションや文化交流ができるというものです。

小倉英会話スクール代表の中野は当日の司会と企画運営を担当いたしました。司会は日英で行い、企画はアイディア出しの段階から参加し、国際交流の機会を作りつつ、男女平等を実現に向けた市民交流というコンセプトを活かすコンテンツ作りを考えました。

行政官の出身国はインド、ソロモン、ナイジェリア、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、ベリーズと多岐に渡ります。地域はアフリカ、中東、アジアです。

今回の企画には通訳サポーターとタイムキープの役割を果たすファシリテーターの方が運営に携わっていただきました。会が始まる前にはスタッフの皆様にイベントの概要や大切なことをお伝えしました。

会が始まる前に行政官と通訳サポーターの方で記念撮影を行なっていただきました。それぞれの通訳サポーターは1人の行政官とペアになっていただき、グループディスカッションでは各回ごとにペアでテーブルを移動していただきました。そうすることで仲も深まっていったのではないかと思います。

今回、通訳サポーターとして手伝ってくださった皆様は過去に小倉英会話スクールの主催する英会話カフェイベントなどに参加してくださった方々です。

北九州には英語を使った仕事をやってみたい方や通訳の仕事に憧れていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。最初からプロの通訳として仕事をするのは非常に難易度が高いですが、今回のイベントのように行政官と市民の橋渡しをするような通訳”サポーター”という形ですと、通訳サポーターの皆様にとっても比較的挑戦しやすい環境になったのではないかと思います。

皆さんやりがいを持って楽しそうに挑戦してくださった姿がとても印象的でした。

今回通訳サポーターをしてくださった皆様は主婦の方、ピラティスのインストラクターの方、英会話教室の先生の方など様々でした。

行政官の方は様々な国からいらっしゃったので英語の訛りなどもありましたが、通訳サポーターの方のご経験や英語への精通度と行政官の訛りや話す速さなどを加味してマッチングをさせていただきました。

各テーブルはこのような形です。各テーブルには行政官1人、通訳サポーター1人、ファシリテーター1人、参加者という形です。

プレゼンテーションの時は自国の概要や文化、ジェンダー平等への取り組みや課題などをスライドを使って話してくれました。同時通訳付きだったので英語がわからない方も楽しめたのではないかと思います。

今回のイベントには参加者が50人弱、、行政官が8名、スタッフが20名弱で約80名前後の方が関わってくださいました。設営準備や片付けを含めるともっと多くの方がこの素敵なイベントの裏側で助けてくださいました。

アクティビティの一つはフィリピンの竹ダンスです。シンプルな動きで覚えやすく参加者とスタッフ共に楽しい文化体験をすることができました。

こちらはヘナアートの写真です。インドやパキスタンといった国々で文化的に根付いているアートです。1週間で消えるタトゥーのようなものです。

こちらは行政官の方々の出身国の民族衣装を試着するコーナーです。

皆さんそれぞれユニークな民族衣装の試着を楽しんで記念撮影されておりました。

こちらは全体の集合写真の様子です。

こちらは最後に行政官とスタッフの皆様との記念写真です。

小倉英会話スクール代表として、今回このようなイベントに関われたことは大変光栄に感じております。何より、この北九州という地で国際交流と男女平等という大変社会的意義の高い活動に貢献できたことが何よりの喜びです。皆さんの笑顔が見れたこともとても嬉しかったです。