ニュージーランドで暮らしていた頃、シェアハウスの中国人オーナーに、最初は「少し怖そうな人だな」と感じていました。
でも、実際にはとても優しい人でした。
自分たちが営むレストランに招いて中華料理をごちそうしてくれたり、ワイン用のぶどう狩りや、うなぎ釣りに連れて行ってくれたり。
最初の印象だけでは、その人のことはわからない。海外での暮らしには、そんな発見がいくつもありました。
こんにちは。小倉英会話スクール代表の中野です。私はニュージーランドで2年、オーストラリアで3年、合わせて5年間暮らしました。
今回は、最初に訪れたニュージーランドでの経験を中心に、私がこのスクールを始めた理由を少しお話ししたいと思います。

東京で感じていた、少しのモヤモヤ
ニュージーランドに行く前、私は東京で、短期間で英会話力を伸ばすコーチングサービスの仕事をしていました。

東京での仕事や生活は刺激的でした。一方で、決められたサービスの枠組みの中では、一人ひとりに十分に合ったサポートを届ける難しさも感じていました。
もっと、その人に合う方法で力になれたら。
勉強するだけでなく、いろいろな国の人と実際に英語を使って交流できる場所があったら。
そんな思いを抱いていた頃、ワーキングホリデー経験者の話を聞く機会があり、ニュージーランドに興味を持ちました。
そして、初めてのワーキングホリデーへ。
シェアハウスで、一緒に手巻き寿司を作ったこと
現地では、仕事や旅行、シェアハウスでの生活を通して、さまざまな国の人と関わりました。
一緒に暮らしていた人の中には、アイルランドとチリ出身のカップルもいました。違う文化で育った二人が、とても仲良く過ごしている姿が印象に残っています。
二人は日本の文化にも興味を持ってくれて、一緒に手巻き寿司を作ったこともありました。
言葉や文化が違っても、一緒に食事を楽しんだり、仲良くなったりできる。英語を学んでいたことで、そんな時間を過ごせました。

自然とともに暮らした、ウーフでの数ヶ月
ニュージーランドでは、ウーフ(WWOOF)を通して、現地のご家族に数ヶ月お世話になったこともあります。
木を植えるなど、Nursery(苗木を育てる場所)の仕事を手伝う代わりに、住む場所を提供してもらっていました。
そこは、自然とともに暮らすような家でした。ホストご家族の家に招いてもらい、一緒に食事をする時間も、とても楽しかったです。
仕事を手伝い、食事をともにし、英語で話す。そんな日々も、英語を学んでいたからこそ経験できたことのひとつです。
当時お世話になったホストのご家族に、私が英語でインタビューしている動画もあります。興味のある方は、ぜひご覧ください。
「違っていても、別にいいじゃないか」
もちろん、最初は考え方や食習慣の違いに戸惑うこともありました。
でも、一緒に過ごすうちに、
「そういう考え方もあるんだ」
「違っていても、別にいいじゃないか」
と思えるようになりました。
海外生活を通して、自分自身が変わったと感じるのは、この部分です。違う価値観を受け入れて、その違いを面白いと思えるようになりました。
私が海外で楽しめたことも、充実した時間を過ごせたことも、仕事ができたことも、英会話を学んでいたからこそでした。
小倉にも、人とつながれる場所を
だから今度は、そんな経験につながる機会を、自分でもつくりたいと思いました。
英語を学べて、実際に使えて、いろいろな国の人と出会える。海外で私が経験したことの一部を、小倉でも感じられるような場所です。
その思いから、小倉英会話スクールを始めました。
今、英会話カフェには、さまざまな国や文化的背景を持つ方が参加してくれています。

参加した方から、
「初めて、この国の人と話しました!」
「外国人の友達ができました!」
と聞くと、とてもうれしくなります。
自分がつくりたかったのは、こういう場所だったんだと感じます。
一人ひとりに合った英語学習を支えながら、その先にある出会いや楽しみも、一緒に届けていきたい。
それが、私が小倉英会話スクールで大切にしていることです。
次回は、オーストラリアでの3年間の話
私が暮らしたもうひとつの国、オーストラリア。次回は、3年間の仕事や暮らしを振り返りながら、英語があったからこそ経験できたことをお話ししたいと思います。
第2話は準備中です。公開後、こちらからお読みいただけます。
